その2
2022年05月12日
母方の曾祖父石原毛登馬(モトメ)は,幕末の文久2年(1862年),愛知県犬山の武家に生まれました。6歳で明治維新,7歳で版籍奉還があり武士は廃業,明治16年(1883年)に21歳で家督を相続しました。毛登馬がいつ上京したかは定かでありませんが,中央大学の前身である英吉利(イギリス)法律学校(明治18年・1885年設立)で学んで弁護士になったと聞いていました。今回,弁護士会館の図書館で調べたところ,明治26年の東京弁護士会の創立総会参加者の中に名前がありました。代言人を経ることなく,東京弁護士会の原始会員として31歳で弁護士業をスタートしました。その後,大正12年に東京弁護士会を退会し,大正13年に第一東京弁護士会の原始会員となったことを今回初めて知りました。(写真:国宝犬山城)
国宝犬山城