その4

2022年05月15日

母方の祖父石原五木雄(イキオ)は,明治26年,京都で小谷家の三男として生まれました。家が貧しく苦学して第三高等学校(現京大)から東京帝国大学法学部へ進み,三井物産に就職しました。大正8年,毛登馬の一人娘・石原冨貴子(私の祖母)と婚姻し,毛登馬の婿養子となり,大正10年,東京弁護士会に登録,25歳で弁護士となりました。当時は,帝大の法科卒であれば,無試験で弁護士になれました。祖父五木雄は,叔父から聞いていたとおり,大正15年(1923年)東京弁護士会から分かれて設立された第二東京弁護士会の原始会員であることを今回確認できました。(写真:平等院鳳凰堂・宇治)