委員会の成果 2023年8月29日

 ご案内が遅れましたが,2023年4月,この委員会の成果として,「実地医家における高齢ドライバーへの指導ガイド」(非売品)というA4版の冊子を発行することができました。

 単なる委員会の答申や報告書ではなく,現場で高齢ドライバーやその家族から相談を受けたり,高齢ドライバーの診断を求められることのある医師(実地医家)が手軽に参照できるガイドを作ろうということで作成しました。

 東京都医師会の会員に配布された他,関係各所へも配布されました。

 各委員の協力で適切な診断等に役立つ有用なガイドができたと思います。

 9月からは,引き続き新たな検討を始める予定です。

新しい委員会 2019年10月29日

 (公社)東京都医師会が「高齢社会における運転技能及び運転環境検討委員会」を立ち上げました。 

 近時、認知症の高齢者による事故がクローズアップされていますが,高齢者の問題は認知症に限られません。高齢者の運転技能,道路施設等の運転環境,免許返納した高齢者のその後の変化等様々な問題を検討するのが設立の趣旨です。

 私は、交通事故に関わる法律家として、委員に委嘱され,10月17日、第1回委員会が開催されました。メンバーは、内科医、精神科医、眼科医、リハビリ科医、作業療法士、自動車関連の活動をしている方等です。

 これから、2年間,月1回のペースで検討を重ねます。通常の弁護士業務とは異なり、交通事故の発生防止を主眼とするこの委員会に参加できることは貴重な機会であり、微力を尽くしたいと思います。

Mexico City
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